8月26日、27日と当社が加盟している大阪タオル工業組合 青年部会の有志で宮城県に行ってきました。被災された方や復興に努力されているボランティアの方々に使ってもらうためボランティアセンターや仮設住宅を回られている私設団体、水産卸売市場などに約3000枚を配布して来ました。
またコットンサミットの中で聞いた”津波被害を受けた農地で塩害に強い「綿」の栽培を行うことで、東北地域の農業再生・雇用創出・新産業を興すとともに、紡績から商品化・販売までを行い、農業から震災復興を目指す”という趣旨の東北コットンプロジェクトの綿畑の草引きに参加しました。少しの時間でしたが草引きをのお手伝いをし、そして今後の作業にも役立ててもらうため”がんばろう日本タオル”など泉州タオルを寄贈してきました。津波で流されてきた大木が綿畑の真ん中に残されているのが印象的でした。
現在、日本国内で大規模なコットン栽培がないためタオル製品は工業品である前に農産物の一部であると感じが薄かったのですが今回行ってきて綿の栽培の大変さと地震を含めた自然の脅威とそして寡黙に復興にがんばっている人々の強さを感じました。