- 大正15年創業
- 江戸末期から大阪南部地域(泉州地域)は綿の栽培と共に手ぬぐい、ゆかた などに使われる白木綿の産地でした。現在のタオル同様に白い品質のよさが江戸でも評判だったようです。明治20年に、現在の泉佐野市にて里井圓治郎氏が、白木綿の織機を苦心し改良を加えて日本で初めてタオルの製造に成功しました。それより本年平成23年で125年を迎えました。
大正から昭和初期、大阪市内~泉州地方(大阪湾沿岸地域)は、世界一の紡績綿工業地に例え、東洋のマンチェスターと言われたそうです。
そのような時代の中、当社は、袋谷 恒吉により大正15年に創業しました。その後、袋谷 政治郎、清一郎、昇と引継ぎ、国内向けや一時輸出用の製造なども行い戦中 戦後 高度経済成長期などの時代を経て、小さいながらも技術や設備の更新を行い、時代の変化を先取りしタオルづくりに情熱を注いでまいりました。 - 袋織り名前入りタオルの開発
- 昭和37年ごろ、他に先駆けてジャカード織機を使用した袋織り手法による名前を織り込んだタオルを開発しました。徐々に需要を増やし、金融機関、企業や旅館などの名前を織り込んだタオルを中心に生産するようになりました。当時は1台の織機で150枚/日程度の生産量でした。(現在は約1000枚/日)
- コンピューター化
- 昭和58年 生産の効率化、小ロット化に対応するため デザインシステム(CGSシステム)とダイレクトジャカードを導入し世界でいち早くタオル生産のコンピュータ化を行いました。
その後、よりよい商品を小ロット生産、クイックデリバリー(短納期)で対応するため電子ジャカードや新鋭織機の入れ替えを逐次行ってまいりました。 - デザイン性のある名前入りタオル
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近年、お客様のニーズは多種多様化しているため、表現するバリエーションを増やしています。
イメージアップはもちろんのこと、もらって喜んでもらえるタオル、用途に合った使い勝手のよいタオルを提案できるよう心がけております。
また環境に配慮した工法で製造するエコタオルなども開発いたしました。少人数のメーカーではありますがこれからも、よりよい商品作り、迅速な対応に努めていきたいと思います。
- 取り扱い商品
- 会社、企業、商店などの販促用タオル
ノベルティー、スポーツ、イベント等の粗品タオル、記念品タオル
名前を織り込んだ浴用タオル、おしぼり、キッチンタオル、フェイスタオル、スポーツタオル、マフラータオル、ハンドタオルetc.
袋織り・朱子織などのジャガードタオルの企画・デザイン・製造を行っています。
卸売り、法人・各種団体をはじめ、個人のお客様にも対応しております。